先日M41Aを仕上げて暫くぼーっとしていたかったものの、懐事情からそうも行かず、次のお仕事に掛かりました。
作業効率から選んだのは、調整依頼で受けたCYMAのM14EBRです。
フルメタルです故結構重いw
早速分解していきます。
アンダーレシーバーに銃身+機関部が乗っかっているという構造ですね。
さらに分解してメカボックスを取り出しました。
シムやらAOEやらの諸々の調整と並行して、今回のご依頼ではFETを追加して欲しいとの事でしたので、FET回路の製作も行っていきます。
自作FETでござい!
メカボを仕上げて、FETの動作チェックも兼ねて通電試験です。
まだこの時点では配線の取り回しが読めないので長めになってますw
で、いい感じに動いたので、配線のレイアウトも決めてFETの絶縁をして仕上げ。
あとはひたすら組み立てて試射して初速とか動作のチェックですねー。
と、ここからが長かったのです!
形状的にはこれで完成なんですが・・・。
試射一回目。
余裕で初速オーバーwww
やはりシリンダー容量が大きい分、気密を取るとそれだけでヤバい数字が出ますな(汗)。
はい、いけない鉄砲はジャンジャン分解しちゃおうねぇ~。
スプリングを交換して、試射二回目。
規制値ギリギリは実質アウトですぅ~!
はい、いけない鉄砲は(ry
スプリングを一巻きカットして、試射三回目。
だいぶ大人しくなってきたね。
でもね、調子がいいと、まだ98位出ちゃうんだ。
いけな(ry
・・・しばしのち。
スプリングを合計で三巻きくらいカットしたり、シリンダーの加速溝を深くしたりと調整の結果・・・
だいたいこれ位に落ち着いてくれました。
これでも高い数値が出る時は97に届く事が稀にあるんですが、そこはお客様に了解を頂き無事に完成です。
おまけ:ストックを替えるんじゃよー!
お客様の要望で、チークピースの付いているストックが良いとの事で、いろいろ探した結果このようになりました。
無加工で取り付けられて本当良かったw
と、いう事で無事納品の運びとなりました。
先程届いたご報告では、実射性能もいい感じに仕上がっているとの事。何よりです。
一応ご参考までにレシピ置いときますね~。
・メカボックス
・メカボックス:割れ防止加工、スライドレール研磨。
・ギアセット:ベベルギアのみラッチ数の多いものに交換。
・軸受け:そのまま使用。接着剤にてメカボックスにて固定。
・シム調整。
・シリンダー:バレル長に合せて加速ポートを新設。
・シリンダーヘッド:そのまま使用。
・ピストン:全金属歯軽量タイプのものに交換、スパーギアとの干渉を防ぐ為一部加工。
・ピストンヘッド:ベアリングを内蔵した上でねじロックにて固定。
・シリンダーの気密取り。
・スプリング:不等ピッチスプリング(M90)を調整して使用。
・タペットプレート:ガーダーの強化品に交換。
・ノズル:シーリングノズルに交換。
・モーター:EG1000を調整ののち交換。
・モーター噛み合い調整。
・チャンバー、バレル
・チャンバーユニット:仕上がりの程度を在庫品と比較した結果、そのまま使用。
・チャンバーパッキン:mapleleaf変態パッキン(硬度80°)に交換。
・HOPテンショナー:H-HOPに交換。
・バレル:455mm精密バレルに交換。
・バレル開口部及びチャンバー窓の加工。
・電装系
・配線:高効率銀メッキ線で引き直し。
・FET/SBD/ヒューズ:ユニット化して作成し実装。
・バッテリー端子をT2コネクタに変更。
・外装
・ストックを交換。
で、ですよ。
その次に控えていたタボール、こちらで当座の生活費を何とかしようと思っていたのですが・・・。
こちらのタボール、以前入手したARESのジャンクをベースに、足りない部品はS&Tの在庫品から移植して、あとはフルカスタムしてやろうと画策しておりました。
が、実際は。
ARESのコピー品であるはずのS&Tのタボールと、微妙に互換性が無い!
という驚愕の事実が判明w
気合入れてセレクターとかピカピカにしたんですがそれは・・・(こちらは使える模様)。
一部使えない事が判明したノックピン類。
せっかくなんでか黒に塗装されてたのをキレイに落として良い感じにしたというのに、ここで一旦作業ストップですわー(汗)。
黒い塗料の下からはなんとFDEが!
と、いう事で、目下資金調達の為に全然違う銃の仕込みをやります。
候補としてはまた仕入れたSTARの龍(雷鎚)とか。
ここまでご閲覧頂きありがとうございました。
ではまた~。
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