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2015年11月18日水曜日

15/11/18 業務報告 マルイ89式ロールアウト!

こんばんは。不定時連絡です。

本日、マルイの89式がロールアウトしました。

今回のチューニングコンセプトは、「質実剛健、リーズナブル&ユーザブル」です。

↑メカボ分解の図。まずはメカボの洗浄ですね、比較的キレイだけど。

先日の分解チェックでは、チャンバー内部やメカボまでは見ていなかったので、まずは状態の確認です。

中古ながらクラッシュ箇所も無く、至って良好でした。

で、カスタム、チューンしていく訳ですが→
まず準備したのが軸受け。
純正では樹脂製の物が嵌まっていたので、これを取り外し、ライラクスのメタル軸受けを瞬着でしっかり固定。
ギアを嵌めてみて、軸受けの挿入で歪みが出ていないかチェック。

次は、ギアのシム調整ですね。
我流ですが、今回はスパー→セクター→ベベル、の順で調整しました。
今回、ベベルギア側からのアクセスが出来ないメカボなので、メカボを閉じてセクターを指で回し加減を確認しました。

問題なかったのでそのままグリスアップ。
今回から、「G.A.W」さんの「G-グリス」を導入してみました。ちょっと高めのお値段ですが、その性能はプライスレスだとか。

こちらのグリス、シリンダー周りにも使えるとありましたが、最初からガンガン使うのももったいないので(笑)、シリンダーは従来のスリーボンドのシリコングリスを使用しております。

そのシリンダーとピストンですが、一応、どれだけ使われたか分からないので、Oリングを両方とも新品に交換、シリンダーはシールテープで気密を取り、ピストンと共にグリスアップを施し気密試験を行います、OK、いい感じ。

スイッチ周りは、今回は洗浄と接点グリスを塗っただけです。

あと、89式独自と言えるのが、機械式のバースト機構。
ここはヘタに弄ると動かなくなるので、慎重に組み立て、グリス&オイルで仕上げました。

メカボ弄りはここまでで、次はチャンバーユニットです。

チャンバーパッキンは、PDIのWホールドチャンバーパッキンを使ってみました。
一説には、89式の癖として、HOPが傾いて掛る、と聞いたことがあるので、チャンバー側から覗いてセンターの確認しやすいこちらのパッキンを選んだという訳です。

あとは、インナーバレルの銃口側、これも最近になって聞いたのですが、デフォルトの状態よりも、内側にテーパーを付けてやった方がいい、という事でしたので、デザインナイフでチマチマ加工しました。

ここまでが17日の作業です。組み立ては翌18日に持越し。


さて日付が変わって18日、後は組み立てを残すのみー。

と思っていたのですが、ふと思い出しました。

あー、アレやってない!AOE調整!

AOEとは、セクターギアがピストンにかかる時の、最初の位置、引っ掛かりの「角度」についての事です。

これをいい加減にしておくと、ハイサイ化の時などは特に、ピスクラの原因になるというのは、以前M41Aのアセンの時にお話ししたかと思います。

今回はノーマルサイクルだしなー、どうしようか、と某SNSで訊いてみたところ、「給弾不良になるよ!」とアドバイス頂いたのもあって、再度メカボ開けを決意。

やり方としては簡単です。
要は、ギアの歯がなるたけ90°近くの位置でピストンの一番端のラックに引っ掛かるように、ピストンヘッドかシリンダーヘッドに詰め物をしてやります。

今回は、お古のシリンダーヘッドがあったので、それのゴム板部分を切り出して、瞬着で固定してやりました。

同時に、最初に一番端のラックに歯が掛るように、二番目と三番目のラックを削って接触しないように加工します。



↑アフターの写真しかないですが、仕上がるとこんな感じになります。これでもちょっと斜めってますが。

で、メカボを閉じまして、モーターの噛み合い調整は前日に済ませていたので、テストドライブ、うん、いい感じです。

更に、ついでのついでですが、長寿命化に一手間掛けました。

SBDの実装です。

SBD(ショットキーバリアダイオード)とは、理論は長くなるので調べてもらえれば助かりますが(爆)、煎じ詰めて言えばスイッチ接点の保護の為の部品です。
これで、電動ガンの大敵、スイッチの摩耗がかなり抑えられます。完璧ではありませんが、今回あまりコストを掛けないコンセプトですのでこれくらいで。

こちらも至って簡単、ダイオードという電子部品を、モーターの端子に接続するだけです。ラジコン用のノイズキラーと似ていますが、気を付けなければいけないのは極性があるという点かな。
↑すでに絶縁しておりますが、白いチューブの中にダイオードが入っております。

さて、いよいよ作業も組み立てで終わりですよ!
順序を確認しながらネジを組み付け、アセンブル完了です!

\デーン(コマンドー的なアレ)/

早速実射試験です。

まずは単発。
うーん、初速はいい感じです。個人的にはちょっと強すぎるくらいですね~。

次に連発。
うーん、初速はいいとして、その連射速度はなんなんだ?

こんなものなのか・・・?
スタンダード電動ガンとしては、13~15発/秒、くらいを期待していたんですが…、これは純正の「EG-1000BTモーター」の特性なのでしょうか?

以前ターセルの89式をチューンした時は、確か「EG-1000モーター」で14発/秒くらい行っていたはずなので、それで違和感を感じているのかもしれません。最近ハイサイばっかり弄って感覚がマヒしていたのかもw

ともあれ、マルイの89式小銃、ひとまずの完成であります!

今回は、ノーマルマグ1本の他に、多弾マグ2本をお付けして、お値段は…

30000円~

を予定しております。
ただ、元が中古なので、外箱とその他の付属品はありません、悪しからず。
既に某SNS上では、一足早く告知しておりますが、この記事をご覧になって気になった方は、私までご連絡ください。お待ちしております。

本日はこんなところですかね、またよろです~。

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